【ナルト】サソリの過去が悲しすぎる…意外な性格や名言まとめ

 

漫画「ナルト」は、忍者をメインにしたストーリーですが、いくつもの組織が重なることで濃厚な物語となっています。

 

犯罪集団で高度な技術を持つ「暁」に所属するメンバーに、「サソリ」がおりナルトたちを苦しめた敵キャラとして読者の記憶に焼き付いているのです。

 

そんなサソリですが、悲しい過去を抱えていることをご存知ですか？

 

ここでは、サソリの過去や性格などについて紹介していきます。

 

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１．ナルトの「サソリ」が経験した悲しい過去

 

 

ナルトに登場するサソリは、抜け忍で構成される犯罪集団「暁」に所属し、デイダラとツーマンセルで行動していました。

 

人を待たすのを嫌う性質から、少し忙しそうなイメージを持つ人は少なくありません。

 

そんなサソリですが、以下に挙げるような悲しい過去を背負っているので紹介していきますね。

 

サソリは、天才造形師で傀儡部隊隊長「チヨバア」の孫として自身も傀儡を巧みに操る点で、誰にも負けない能力を有しています。

 

祖母のチヨバアに育てられた所から分かるように、父と母とあまり関わりを持っていません。

 

サソリは自身の父と母の死体を使って傀儡を作り、戦闘に用いているところから、複雑な過去があると推測できるでしょう。

 

実はサソリの父と母は、忍界大戦において「はたけサクモ」に殺されています。

 

当時のサソリは幼いこともあって、父と母の愛情に植えていた関係で自身の両親の傀儡を制作しました。

 

その証拠に、回想シーンにおいて父と母の傀儡をチャクラ糸で操って、自分を抱きしめているところから分かりますね。

 

幼い頃に両親を殺され、その現実を受け入れることができず、死体を傀儡にし「一緒に生活している雰囲気」を味わっていたのです。

 

とても悲しい過去を、サソリは背負っていると理解できるのではないでしょうか？

 

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２．ナルトの「サソリ」がチヨバアの攻撃を避けなかったのは何故？

 

 

暁に所属するサソリですが、両親を傀儡にして操り戦闘を行う異色の人物。

 

そこには悲しい過去が存在していることは前述した通りですが、サソリの最期に首をかしげる読者は少なくありません。

 

というのも、サソリは自身の両親の傀儡によるチヨバアからの攻撃を受け、そのまま死亡したからです。

 

後にチヨバアは、「サソリは私の攻撃を避けられたはず。それなのにわざと避けなかった」というような発言を残しています。

 

そのため読者の間では、

 

 

どうしてチヨバアの攻撃を避けなかったのかについて、多くの疑問が浮上したのです。

 

ですが、サソリの過去を知っていると、彼が最期の行動についてある程度のことが分かります。

 

サソリは両親から愛情を欲しており、両親の死体を傀儡にして一緒に戦うことまでしています。

 

チヨバアは、両親の傀儡を武器にしてサソリを攻撃したので、愛に飢えていた彼は攻撃を受けることで両親の愛を確かめたかったと考えられるでしょう。

 

死に際、サクラにその旨を指摘されたとき、サソリは淡々と否定していましたが、いつものサソリとは比べ物にならないほど口数が多かったです。

 

自分自身に言い聞かせているような雰囲気もしているので、サソリは両親の愛情を本当に欲していたのだと分かりますね。

 

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３．「サソリ」が「ナルト」よりも強いと言われる理由

 

 

自身も傀儡として実年齢よりも若い容姿を保っているサソリは、チヨバアですら指の数ほどしか傀儡を操れないのに対し、100体ほどの傀儡を同時に操ることが可能です。

 

それだけでも恐ろしい能力なのに、体のほとんどを壊されたとしても修復可能ですし、別の傀儡に乗り換えることもできます。

 

負傷しても己の代わりがいくらでもいるので、単純な力勝負では誰もサソリに勝てません。

 

もし倒そうとするならば、唯一残されている生身の部分を攻撃することが求められ、戦闘能力は極めて高いと言わざるを得ないのです。

 

こうした特殊な環境を整えていることから、主人公「ナルト」よりも強いとの意見があります。

 

しかしナルトも、物語の後半になるとあり得ないほどの能力を有するようになったので、さすがにサソリより弱いことはないでしょう。

 

それでも脅かす存在であることは確かですから、作中でもトップクラスの実力を有しているとみるべきです。

 

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４．ナルトの「サソリ」が持つ本当の性格

 

 

ナルトに登場するサソリは、「せっかち」な性格を有していることが彼の言動から明らかです。

 

サソリは待つことも、待たせることも嫌いですぐに不機嫌になります。

 

どうしてそのような性格を有するようになったのかは定かではありませんが、過去編で両親を待ち続けていたので、そこから彼の性格が形成されたのだろうと推測されています。

 

また、上から目線で偉そうな喋りをする性格を見せていますが、洞察力が非常に高く天才肌です。

 

では、サソリが生涯を通して持っていた本当の性格は、どのようなものだったのでしょうか？

 

サソリは両親からの愛情に飢えており、傀儡にしてまで一緒にいることを望みました。

 

愛されたい気持ちがとても強いので、サソリは「甘えんぼう」という本当の性格を持っていると考えられます。

 

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５．ナルトの「サソリ」が求めていた理想

 

 

サソリは「永久の美」を求めており、そのために傀儡をコレクションし美しさを追求していました。

 

ところが満たされぬ気持ちが晴れることはなく、コレクションを集めれば集めるほど、虚しい気持ちになっていたのです。

 

そうした中、サソリはチヨバアに殺害されますが、第四次忍界大戦においてカブトの術で蘇ったとき、かつて自身が使っていた傀儡を「カンクロウ」が用いているのを発見。

 

そのとき、「かつて自分が追い求めた体！」と、解放された喜びを味わっていましたが、カンクロウに「傀儡使いが操られたらオシマイだろう！」と完全否定されてしまいます。

 

一度蘇生したサソリは、自分が求めた永久の美をついに発見します。

 

それは、「後世へ受け継がれるもの」であるべきで、現世のみで終わるものは決して美しいとは言い難いもの。

 

そしてサソリ自身は、永久の美となり得るものは、「両親の傀儡」以外には考えられないことでした。

 

そのため、サソリはカンクロウに「お前に父と母の傀儡を託す」として、一番大切な傀儡を与え、まだ見ていない後継者に託します。

 

求めていた理想を解放できたサソリは、再びあの世へと渡るのでした。

 

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６．ナルトの「サソリ」がもっと好きになるカッコいい名言特集

 

 

ナルトに登場するサソリは、比較的長い間登場してきたこともあり、読者の記憶に深く残っています。

 

ファンが意外にも多いので、サソリからは胸を打たれる名言がたくさんあると話題で、ＳＮＳなどを通して広まっているのです。

 

以下から、サソリの名言のうち特に有名なものを、厳選していくつか紹介しますね。

 

 

せっかちな性格、傀儡へのこだわり、自分の傀儡に対して持つ自信などが見て取れます。

 

年齢も30代なので、世の中を知っている雰囲気を感じさせナルト達とは違った意味で説得力があることが理解できます。

 

 

まとめ

 

 

ここでは、サソリの過去や性格などについて紹介していきました。

 

サソリは想像を絶する過去を抱え、両親からの愛情に飢えていたので、両親を傀儡として一緒に戦っていたんですね。

 

死ぬキッカケとなったチヨバアからの一撃も、両親からの愛情を欲した為に自ら避けずに受け止めたほど。

 

蘇生された後も、後継者に自信の両親の傀儡を託すなど、最期まで両親を一番に考えていた姿勢に感動を覚える読者は多いです。