【ナルト】中忍試験の内容がヒドい…人気が高い理由や都市伝説2つ
更新日:2019年08月03日
漫画・ナルトは主人公が忍者として成長していく物語で、バトルアクションだけでなく人との関わり、絆なども取り上げられています。
忍者にはいくつかの階級が用意されており、昇格していくにはそれぞれに用意された試験を突破しなければいけません。
ナルトたちが取り組んだものの中に、「中忍試験」がありますが、一番アツい展開だと言われているのをご存知ですか?
ここでは、中忍試験の内容や結果などについて紹介していきます。
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1.ナルトの世界で行われた「中忍試験の内容」とは?
ナルトの世界は、忍者を中心としたストーリーとなっており、比較的単純ながらも独自のシステムが採用されているため、濃厚な物語が展開されていきます。
ナルトを中心とした人と人の結びつきや、忍者としてより強くなる姿などを追いかける展開になる訳ですが、全編を通して一番面白いと評判なのが「中忍試験編」です。
下忍だったナルトが、中忍になるための試験であり、一般的な試験とは大きく異なる仕組みが面白くしているポイント。
では、中忍試験とはどのような内容になっているのか、以下で簡単に紹介していきますね。
@ 第一試験:筆記試験
中忍試験の第一次は、筆記試験です。
問題は全部で10問ですが、とてつもなく難しい難問ばかりが揃っており、アカデミーをトップで卒業したうちはサスケですら全く解けませんでした。
受験者の大半がこの筆記試験を全く回答できずにいますが、主催者はわざと難しい問題を出しています。
第一試験は加点方式ではなく、減点方式で採点されるのです。
- 3人1組が出願の条件で、1人に10点ずつ持ち点が配布
- 試験終了時に1組の合計点数が15点以下の班と0点が1人でもいる班は失格
- カンニングは発見されたら1回につき2点減点
- 10問目は白紙で試験開始から時間が経過した後、試験官から発表される
チーム戦なので1人がダメでも残りの2人が頑張ってくれることで、試験の突破が可能となります。
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A 第二試験:サバイバル形式の演習試験
第二試験は忍者の素質を確かめるため、演習試験となります。
サバイバル形式の演習で、場所は直径10kmの演習場。
天地二巻の巻物を揃えたら、中央の塔に持っていくと合格といういたってシンプルなものですが、チームには1つの巻物しか与えられず、必然的に他のチームの巻物を奪う必要があります。
奪い合いで死者が出たとしても不問とするので、毎年のように演習試験では死人が出るほど。
かなり過酷な試験ですが、上位の忍者を目指すなら常に本気で立ち向かう必要があるので、この試験はどうしても必要です。
演習試験には、予選と本戦が存在し予選を勝ち抜いた者が本線へ行けます。
本戦で良い成績を残せば、晴れて中忍となれます。
ナルトが出場した本戦は、大蛇丸が妨害した関係で打ち切りとなりました。
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2.「中忍試験」…読者から人気が高い理由
ナルトの単行本4巻〜13巻前半にかけて展開する、中忍試験は読者から高い評価を得ています。
連載は700話で終了しましたが、全てが終わった後に振り返ってみると、一番激アツだったのは中忍試験だとする読者は少なくありません。
つまり、ナルトという漫画のハイライトが中忍試験であり、そこにナルトの全てが詰まっていると言っても過言ではないほどです。
では、どうしてナルトの中忍試験は、ここまで人気があるのでしょうか?
ナルトの中忍試験が人気の理由は、「魅力的なキャラクターが多く登場した」という点が挙げられます。
物語の中軸を担う人物が、中忍試験で次々と登場しナルトと切磋琢磨しながら成長しました。
彼らとの出会いは、ナルトの人生を大きく変えましたし、火影になる道のりが険しいことを痛感させられた時期です。
狭い世界しか知らなかった所から、同年代に化け物みたいな人物がゴロゴロしていることを知ったんですね。
新規に登場したキャラクターは、皆が個性豊かで、それぞれ背負っているものが違うのも読者をワクワクさせました。
もう一つの理由は、「物語の序盤から序盤の終わりにかけてのストーリーだったから」というものがあります。
中忍試験は4巻から13巻にかけて収められており、ナルトという物語の序盤から序盤の終わりの頃です。
これからどんどん盛り上がる気配を見せているので、読者側も「読んでいて楽しい!」と感じやすくなっていました。
そのために、中忍試験が記憶に残りやすく支持されていると考えられます。
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3.ナルトの「中忍試験」にまつわるヤバイ都市伝説2つ
ナルトの物語の中でも、人気が高い中忍試験は物語が完結した後でも話題になっています。
そんな中忍試験にまつわる都市伝説が、ネットを中心に広まっているのをご存知ですか?
以下から、特に有名な都市伝説を紹介していきますね。
@ 中忍試験でサスケは既に死んでいた
中忍試験でサスケは死んでおり、そこから先は全て影武者であるとの都市伝説が、2015年あたりから広まっています。
発端となったのは、ネット掲示板に断続的に投稿された文章によるもので、サスケが既に死亡しそれから先は別の者が影武者になっていたというのです。
物語の後半で判明したことですが、サスケは大筒木インドラの転生体であり、アシュラといざこざを続けています。
サスケがいなくなったとしても、別の者に転生すれば良いだけの話であり、サスケに固執する必要はありません。
もし中忍試験でサスケが死んでいなかったとしたら、あそこまでの能力を発揮してナルトを苦しめることはなかったとのこと。
影武者が非常に高い能力を発揮しているため、ナルトはサスケとの戦いに敗れてしまったのです。
中忍試験を境に、サスケの強さが桁違いに上昇したのは、その時点で別の者がサスケを演じていたからだと、都市伝説で説明されています。
もちろん都市伝説であり、根拠などは一切提示されておらず、裏も取れていないです。
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A 試験という制度そのものが廃止予定だった
2016年ごろからネット上で話題となった都市伝説に、「中忍試験の制度を廃止する予定だった」というものがあります。
ナルトの世界観は独特で、現実世界の忍者とは大きくかけ離れており、忍んで行動はせず専ら侍のような働きをしているのです。
そのため忍者であろうと、ヒエラルキーを導入してピラミッド構造にするべく中忍試験を導入しました。
しかしそうすると、いよいよ現実の忍者と大きくかけ離れてしまうので、読者が混乱してしまうのではと危惧されるように…。
制作サイドが毎日のように議論した結果、中忍試験の制度を廃止しようとなったとのこと。
ただ、そうなると今後の展開が大きく変わるので、最終的には中忍試験を導入した現在の形に落ち着くようになったのです。
まとめ
ここでは、中忍試験の内容や結果などについて紹介していきました。
読者の間で中忍試験編がとても人気があり、物語を振り返ってみてもハイライトに位置していると言われるほどです。
中忍試験は理不尽なほど難しいもので、命の危険があるほど過酷ですが、それだけ上位の忍者になるのは大変なんですね。
中忍試験は随分前に連載されたので、覚えている人もそうじゃない人も、この際に読み返してみてはいかがでしょうか?