【ナルト】オビトの本当の目的がヤバい…正体や迎えた結末
更新日:2019年08月03日
ナルトの世界は現実世界や精神世界など、多重な空間が用意されておりストーリーをより複雑に、濃厚にしています。
そうした中において、「オビト」という人物は読者を様々な形で裏切ってきた人物で、物語でも重要な役割を担っているのです。
そんなオビトですが、本当の目的や正体などが気になりますよね?
ここでは、オビトの目的や正体などについて紹介していきます。
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1.ナルトの「オビト」が迎えた結末
ナルトに登場する「うちはオビト」は、四代目火影である波風ミナトの教え子であり、カカシやリンと班を組んで活動していました。
お人好しでお節介をかきたがる性格をしており、愛嬌がありますが遅刻癖がヒドく、遅刻に関してもいい訳をするほど。
どこか憎めないキャラクターで人気がありましたが、あっけなく最期を迎えることになります。
任務中に好意を抱いていたリンが誘拐される事件が勃発し、カカシはリンを見捨てようとしました。
その行動に激怒したオビトは、後述する名言を残して1人救出に向かいます。
カカシは名言を聞いて心を打たれ、救出する手助けをするために、単身乗り込んだオビトを必死になって追いかけ協力することに。
息の合ったコンビネーションで、敵の見張りなどを倒してリンの救出に成功しますが、アジトの洞窟を崩壊させられカカシを庇って岩の下敷きになるのです。
自身はもう最期と感じ、カカシに写輪眼を移植することを提案し、「リンを頼む」と告げて崩れていく岩の下で絶命します。
オビトは木ノ葉で英雄の称号を授かり、慰霊碑に名前を刻まれることとなりました。
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2.オビトが「うちはマダラ」と名乗り行動した理由
自身も含めて誰もが死んだと思ったオビトですが、崩れた岩に全身を潰されることなく奇跡的に生還しました。
細胞で作った人造体を移植することで、潰れた右半身の復活もでき懸命にリハビリをして順調に回復していきます。
カカシやリンと一緒に活動することを願っていたオビトですが、カカシとリンが霧隠れの忍者に囲まれてピンチになっていることを知り救出することに。
オビトがたどり着いたとき、カカシが放った術がリンに命中し、リンは死亡。
カカシはその場で気絶しますが、愛するリンを目の前で失ったことに怒り狂ったオビトは万華鏡写輪眼を開眼して、その場にいた忍者を抹殺。
リンは自らが犠牲になることで、木ノ葉を守る行動を取った訳ですが、オビトはその事実を知り、犠牲を強いる忍びの世界に絶望。
自身を助けてくれたマダラが計画している、「月の眼計画」に協力することになります。
こうしてマダラから計画を任されたオビトは、「うちはマダラ」と名乗って行動したのでした。
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3.「オビト」が素性を隠して隠密したのは何故?
月の眼計画をマダラから聞かされ、協力することになったオビトは、マダラが復活するまでの間「うちはマダラ」として活動を開始します。
ミナトとクシナの抹殺に成功し、数年後にはうちは一族の秘密について調べていた最中、うちは一族がクーデターを企てていることを知りました。
イタチはオビトの正体を見抜いており、「一族の復讐に協力する代わりに、サスケと里には手を出すな」との命令をのみ、うちは一族の抹殺をイタチと一緒に行うことに。
さて、本編ではサソリが死んだ後に「トビ」という仮面を被った人物が登場しました。
素性が一切明かされていないトビについて、読者の間では
- うちはマダラ
- サスケのクローン
- サスケの双子
- ナルトのクローン
- ラスボス
このような憶測が広まり、その中でも伝説的な忍者として知られる、「うちはマダラ」の説が有力だったのです。
ところが本物のマダラが転生されたことで、仮面の男がマダラ説が消滅し、一層その正体について謎が深まりました。
実際は、サソリの死後に途中入団した「トビ」はオビトであったわけですが、どうして正体を隠していたのでしょうか?
それは前述した通り、動けないマダラの手足となって月の眼計画を実行するためでした。
裏で暗躍していた張本人であり、誰もが死んだと思っていたオビトが終盤で再登場したことによって、読者は大きな興奮に包まれたのです。
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4.「オビト」が向かえた壮絶な最期
裏で暗躍していたオビトでしたが、リンが死んだ原因を作ったのが協力関係にあった「マダラ」本人であると知ります。
忍の世界に絶望した所でマダラに出会い、協力関係を結んで命がけの行動をしてきたのに、そのマダラが最愛のリンが死んだキッカケを作ったと知った訳ですから大きなショックを受けたに違いありません。
事実を知ったオビトは、サスケ救出をするために、ナルトと共闘しカカシとコンビネーションを見せて、サスケの救出に成功。
しかしカカシを庇ったときに致命傷を負い、死を迎える間際にカカシに対して「お前はまだ来るな」と言い、ナルトには「必ず火影になるんだ」と言い残します。
その後、少年の姿で浄土の入口に到着したオビトは、リンと再会を果たしました。
やり残したことを思い出したオビトは、チャクラのみを一時的に現世へと戻し「六代目カカシになれ」と頼みます。
全ての役割を終えたオビトは、リンと共に浄土へと旅立ち最期を迎えたのです。
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5.「オビト」が残した感動する名言をご紹介!
ナルトに登場しているオビトは、読者の間でとっくに死んだものと思われていましたが、裏切るような形で再登場を果たしました。
岩に右半身を潰された際、人造体を移植したことで性格が変わったと言われ、以前とは性格面が大きく異なっています。
そのため、オビトの名言には同じ人物とは思えず読者の間で大きな反響を湧き起こしているのです。
以下からオビトが残した名言を、厳選して紹介していきますね。
- 人は愛情を知ったとき、憎しみのリスクを背負う
- お前は必ず火影になれ!
- 仲間を大切にしない奴はそれ以上のクズだ!同じクズなら俺は仲間を助ける
- リンを愛するこの気持ちだけは誰にも否定させやしない
- リンの居ない世界など存在する価値もない
オビトは仲間を守ることが、忍のルールを守ることよりも優先されるべきだと考えています。
また、リンが自身の世界の全てであるほど愛しており、失った悲しみ、さらに企てたのがマダラ本人であることを知ったオビトの絶望感は計り知れませんね。
彼もまた、マダラという人物の思惑に翻弄された犠牲者の一人だったのです。
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まとめ
ここでは、オビトの目的や正体などについて紹介していきました。
オビトはカカシなどを助ける際、岩の下敷きになり死亡したものと思われていましたが、マダラに助けられ生き延びていたのです。
マダラの計画に協力するため、彼の分身として懸命に活動し、「トビ」と名乗り活動するなどマダラの手足となっていました。
ところがマダラに利用されていただけと知り、カカシの救出をする際に致命傷を負い、そのまま絶命。
壮絶な運命を辿ったこともあり、読者の間からも人気があるキャラクターです。