【ナルト】ネジの最期に批難殺到…ネジの性格や名言まとめ
更新日:2019年08月03日
漫画「ナルト」に登場するネジは、主人公よりも一つ年齢が上の先輩にあたり、読者もどこか先輩のように捉えながら読んでいました。
彼は物語の終盤まで登場し、ストーリーに深く関係する重要な役割を担うなど、露出が多いだけあって人気があります。
そんなネジですが、まさかの最期を迎えたことをご存知ですか?
ここでは、ネジの性格や最期の様子などについて紹介していきます。
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1.ナルトの「ネジ」はどんな性格をしているの?
ナルトに登場するネジは、ガイ班の一員でありメンバーの中では能力がとても高く、信頼されている人物の一人です。
彼の性格を一言で表すなら、「クール」に尽きますね。
そこまで口数が多い訳ではなく、冷静に周囲の状況を把握する存在で、ロック・リーとは体術や性格が正反対のため班のバランスが取れています。
主人公ナルトよりも一つ年上の先輩にあたり、大人びた雰囲気を本編からも感じ取れるのは、まさにそのためでしょう。
また観察眼にも優れており、他人がどんな性格をしているのかや、どう扱うべきかもわきまえている節があります。
自分に余裕がなければ、周囲の状況を上手く察知はできないので、心にゆとりがあり他人の痛みを分かち合える、そんな優しい性格をしているとも指摘されているのです。
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2.ナルトの「ネジ」が持っているヤバすぎる能力
ネジは「日向始まってからこんな天才を見たことがない」と言われるほど、能力が高いことが本編登場時期から言われています。
木ノ葉の下忍において、ネジは間違いなく最強の男なんて持ち上げられていた時期もありましたが、それにふさわしい能力を有していました。
日向分家には伝えられていない、奥義独学で習得しただけでなく、チャクラを体外へ放出する穴をも見切って的確にその場所を突き、相手のチャクラの流れを絶つという技も覚えています。
忍者としての能力はとても高く、サスケ奪還編において、チョウジを除けば唯一砂の忍に救出されることなく、自らの力において敵を倒すこともしたのです。
ただし中忍試験でナルトと対峙した際、ナルトの諦めない根性に敗北したネジ。
そのころのナルトは恐らく本編の中でも最も弱い位置に属しており、まだ幼かったとはいえそこでネジが負けたことは意外です。
さらに驚くべきことに、ネジが中忍試験で用いた技はそれ以降も使っており、ほとんど変わっていません。
早くも上忍に出世したネジではありますが、本編の中では能力としては平均かそれ以下と見積もられています。
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3.ナルトの「ネジ」が迎えた壮絶な最期とは?
ナルトに登場するネジは、物語の終盤にナルトを庇う形で死んでしまいました。
第四次忍界大戦で、ヒアシと素晴らしいコンビネーションを見せており、新しい技を出す気配すら見せていたネジ。
それまであまり出番が無かっただけに、ファンとしても最後の戦いで素晴らしい活躍をしてほしいと、心から願ったのです。
しかし、悲劇は突然訪れます。
復活した十尾の攻撃がナルトを襲い、ヒナタがナルトを庇って自分の命を引き換えにしようとしました。
それを見たネジは、とっさに白眼を使って全ての攻撃を自分に向けさせるようにし、結果的にナルトとヒナタを庇い死んでしまったのです。
ネジのこの行動は、予兆が全く存在せず、あそこでネジが庇うなんて誰も予想していなかった衝撃的な展開。
- 今回のナルトはまじ鬱展開だった…
- ネジはこれから活躍すると思っていたのに
- ナルトとも関係が深いネジがこうもあっさり
- これは作者が失敗したのではないか?
読者の間でも賛否両論が分かれ、色々な意味でネジの名前が広く知られるようになりました。
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4.「ネジ」の最期に批判が集中している理由
ネジの死に関しては、読者の間で批判が集中しました。
ナルトはバトル漫画として有名ですが、何もバトルだけではなく人との繋がり、絆、そして愛情など様々な要素が散りばめられています。
それなのに、ネジに関してはあっさりと「繋がり」を絶つような描写になってしまったことで、落胆の色を隠せない読者が多いのです。
特にそれまで作者はキャラの扱い方が上手であり、シカクやいのいちが直前に死んだときも、繋がりを感じられるものでした。
その後に何の前触れもなく、突如としてネジが死んでしまった訳ですから、そのギャップも読者の気持ちに影響を与えたんですね。
作者がどのような経緯でこういった描写を挿入しようとしたのかは不明ですが、当時の状況を考えるなら、読者に伝えたい事柄が推測できます。
ネジが死んだとき、大きな戦争の真っ最中でした。
明日の命が保証されている人は誰もいない環境では、突如として悲しみが襲ってくる場合は少なくありません。
遺言を残すこともできず、あっさりと死んでしまう人も中にはいたはず。
ネジにその役をさせることで、読者に「明日どうなっているか誰も保証できない。今日を精一杯生きてほしい」と伝えていると考えられます。
作者が失敗したと思われていますが、決してそうではなく、シカクたちの死と対比させ、「人の死はあっけないもの」という点を表現したかったのでしょう。
5.「ネジ」のカッコいい名言をご紹介
ナルトのネジは、カッコいい名言を多数残していることをご存知ですか?
クールでどこか冷めた性格をしているように見えるネジですが、実は内面では相手をしっかり観察し良い点を見抜いています。
だからこそ本質を突く発言ができ、読者の胸にも突き刺さって名言が誕生しているんですね。
以下からネジが残した名言について、特に話題を集めているものを厳選して紹介していきます。
- しょせん落ちこぼれは落ちこぼれだ!変われなどしない!
- ただ一つ誰もが等しく持っている運命とは死だけだ
- お前は俺よりいい目を持っている
- 人は決して変わることなどできない
- 運命なんて誰かが決めるもんじゃない
- お前に天才だと言われたからだ
特に最後の名言は、ナルトとヒナタを庇ったときに致命傷を負った状態で残した最期のもの。
ナルトがどうして庇ったのかを訪ねた際に発した言葉で、同じく仲間を守るために死亡した父の気持ちも同時に理解します。
また、運命について当初は「すでに決まっているもの」と感じていましたが、ナルトたちと出会い「運命は自分で変えられる」との認識に変わってきているのです。
こうした心境の変化が、ネジの名言から分かるので成長していっていることを実感できますね。
まとめ
ここでは、ネジの性格や最期の様子などについて紹介していきました。
ネジはクールな性格をしていますが、仲間を庇って死ぬ選択が取れるほど、他人に対して優しい気持ちを向けられる性格もしています。
ナルトとの出会いを通して、自身の気持ちが大きく変わり成長が感じられるキャラなので、読者の記憶にも残りやすく人気gあります。
ところが、あっけなく死んでしまったものですから、ネジの死に対しては批判があるのも事実。
復活は見込めませんが、ネジの生涯を確認できた読者の心の中に、いつまでも生き続けていくでしょう。