【ナルト】カブトの過去が壮絶…本当の性格や正体、名言まとめ

 

ナルトの世界に登場するキャラクターの中でも、黒幕感が半端ないと読者から話題を集めて人気だったのが、「薬師カブト」です。

 

カカシと同様に医療用の技術を応用して戦闘を行うスタイルで、驚異的な回復力は敵にとって厄介な存在でした。

 

そんなカブトですが、どういった出来事がキッカケで大蛇丸の側近になったのか気になりますよね？

 

ここでは、カブトの正体や本当の性格などについて紹介していきます。

 

スポンサーリンク

 

 

１．ナルトに登場する「カブト」が経験した壮絶な過去とは？

 

 

漫画「ナルト」には、多くのキャラクターが登場しますが、当初から黒幕感が半端ないと話題だったカブト。

 

言葉や表情の裏に、ドロドロしたものを感じる読者は少なくないので、「もしかしたらコイツがラスボスかも？」との噂が出たほどです。

 

そんなカブトですが、以下に挙げるような壮絶な過去を経験しているので紹介していきますね。

 

医療忍者「薬師ノノウ」に拾われ、孤児院へ招かれる形で幼少期を過ごしたカブト。

 

ノノウを母親のように慕っており、彼女の役に立つことを目的として医療忍術を習得しました。

 

大蛇丸とはこの時期に出会っており、忍者にならないかと誘われるも、ノノウと一緒にいたい旨を伝え断ります。

 

ところがダンゾウがノノウを脅している所を見たことで、彼女を守るため、諜報活動を行う危険な任務を行うことを決心したのです。

 

カブトはとても優秀で、危険な諜報活動も特に問題を抱えることなく成功させたので、ダンゾウは危機感を抱きます。

 

5年の歳月をかけて洗脳工作をし、ノノウにカブトは「カブトではなく、別人」と思わせ、ノノウとカブトを戦わることに…。

 

結果的にカブトはノノウを殺害し、自身の存在意義を失ってしまったのです。

 

自暴自棄に陥っていたカブト大蛇丸が、「自分が何者か分からないなら、すべての情報を集めればいい」と説得され、大蛇丸の部下になることを決心しました。

 

傷心だったカブトに、優しく言い寄ってきた大蛇丸もまた策士ですね。

 

スポンサーリンク

 

 

２．ナルトの「カブト」がさらに経験したツラい出来事

 

 

母親のように慕い、彼女のために生きようと決心していたカブトですが、ノノウを自分の手で殺害する形となり存在意義を見失いました。

 

壮絶な過去を経験したカブトは、大蛇丸の部下として活動する存在意義を見出し、彼の任務を成功させることに全力で取り組むことに。

 

暁という犯罪組織への潜入中も、「サソリ」から洗脳されたフリをして危険な任務に就くなどの活躍を見せたのも、カブトの才能があってこそ。

 

大蛇丸にとっても信頼できる相手であり、一緒に活動する機会も増えていきました。

 

今度こそ、存在意義となる対象を失いたくないと思っていたカブトですが、サスケによって大蛇丸を失ってしまいます。

 

再び居場所を失って、存在意義を見失ったカブトは自暴自棄に。

 

カブトは大切な人を2度亡くすという、非常にツラい経験をしているのです。

 

スポンサーリンク

 

 

３．ナルトの「カブト」が見出した新しい目標

 

 

大蛇丸をも失ったカブトですが、大蛇丸の細胞を自らの体内に入れる手術を施し、「大蛇丸を超える！」という気持ちを持つことに成功。

 

これによって、大蛇丸が抱いた意志を受け継ぎ、それを達成し、さらに高みを目指すことが自身の存在意義であると自覚しました。

 

新しい目標を手に入れたカブトは、今までの悩みが吹っ切れたかのように、容姿が大きく変わり、大蛇丸ですらマスターできなかった「仙術」を身に着けることに成功しています。

 

目標を見つけたときの彼は、非常に素晴らしい活躍を見せたんですね。

 

スポンサーリンク

 

 

４．ナルトの「カブト」が本当の自分を見つけられたキッカケ

 

 

大蛇丸を取り込んだカブトは、高度な術を習得し自身が持つ技と融合させることで、相当な実力を手に入れていました。

 

そのまま、マダラを切り札にトビと交渉して、戦争への協力をする見返りとしてサスケを要求します。

 

ところが作戦は失敗し、サスケとの戦いによってイザナミの「無限ループ」に閉じ込められることとなり、幻術の中で終わりがない戦いに身を投じることとなったのです。

 

 

読者の誰もがカブトはこれで戦線離脱し、物語に登場しないと思っていましたが、サスケの手によって大蛇丸が復活します。

 

大蛇丸はチャクラを吸収することによって、カブトの細胞浸食も元に戻りました。

 

無限ループの中にいたカブトは、本当の自分を見つめなおすきっかけを得ることができ、自分の内面が持つ本当の気持ちを発見。

 

そしてついに自分自身が、内面の正体を知ってイザナミから脱出しました。

 

脱出後はマダラが暴れる戦場にかけつけ、医療用忍術を用いてサスケを蘇生することに成功し、物語終盤にて重要な役割を担ったのです。

 

スポンサーリンク

 

 

５．ナルトの「カブト」は大戦終結後はどうなったの？

 

 

カブトは戦争を引き起こした張本人であり、双方に大きな傷跡を残したことで本来であれば改心したぐらいで助かりません。

 

ところが戦時中に、自身の過ちを認め、命がけでサスケを蘇生するなど一定の評価が得られる行動をしたのも事実。

 

戦争終了後、カブトは木ノ葉の孤児院施設の運営を、幼馴染のウルシと一緒に行っています。

 

いくら悔い改めたとはいえ、罪人であるカブトを木ノ葉で生活させることは、少なからず上層部で論争があったに違いありません。

 

ですが、彼が持つ技術がいざという時に役立つと判断され、特例として許されているのでしょうね。

 

ノノウに孤児院で育てられ、自身を成長させてくれるキッカケを作ってくれた場所で、贖罪の意思を示せることはカブトにとって救いそのもの。

 

無限ループで見つけたアイデンティティは、「ノノウの意思を継ぐこと」であった可能性が、こうしたところから分かります。

 

スポンサーリンク

 

 

６．ナルトの「カブト」が持つ本当の性格とは？

 

 

ナルトに登場するカブトが、黒幕感を漂わせていた理由の一つに「内心が読めない」ことにありました。

 

カブトは残酷で辛辣で、そして冷徹な性格をしていたのですが、それを外部に分からないよう温和でお人好しを演じていたのです。

 

しかし原作者のメッセージ性の高い描写によって、お人好しなどの性格は作り物で、裏があることを示していたんですね。

 

ということを考えるなら、カブトの本当の性格はマイナス面が目立つものとなりますが、否定的な意見は読者の間で多いことをご存知ですか？

 

ツラい過去を経験したことにより、彼の性格は少しずつ変化していき、"表面上"は冷酷で辛辣な性格になっていきました。

 

ですがノノウとの会話、大蛇丸との信頼関係などを見る限りですと、彼はお人好しで温和な性格を元々持っていたことが考えられます。

 

表面上に思えていた性格が、実は本当の彼が持つ性格であったとする意見は、多くの読者の間で支持されているのです。

 

スポンサーリンク

 

 

７．ナルトの「カブト」が残したカッコいい名言特集！

 

 

謎に包まれているのと同時に、魅力的な一面を見せてくれているカブト。

 

読者に大切なメッセージを、言動で伝えてくれているカブトは読者の記憶に残る名言を多く残しています。

 

以下から読者が特に気に入っている名言を、厳選して紹介していきますね。

 

 

大蛇丸に従う純粋さ、アイデンティティを喪失した時の無力感、アイデンティティを求めるための虚しいもがき。

 

カブトの名言からは、人が目標を見失うことの恐怖心、そして新しい目標を見つけることの大変さ、生きる希望を持つことの重要性が伝わってきますね。

 

 

まとめ

 

 

ここでは、カブトの正体や本当の性格などについて紹介していきました。

 

カブトは、ノノウを自身の手で殺害し、思想に共感した大蛇丸をも失うなど、アイデンティティを喪失することが多かったです。

 

その過程で性格が変わっていきましたが、ノノウとの接し方などを見るとお人好しで温和な性格が本当のカブトであると予想できます。

 

新しい人生を歩み出したカブトですが、今後どんな未来が待っているのか続編があるなら楽しみにしたいですね！