【ナルト】カグヤの過去が壮絶…正体や両親、目的や性格まとめ

 

漫画「ナルト」には多くの敵が登場し、力を合わせて撃退していくストーリーとなっていますが、ラスボスとして君臨したのが「大筒木カグヤ」です。

 

昔話のかぐや姫がモチーフになっているキャラクターで、絶望を感じずにはいられないほどの能力を持ち、ラスボスに相応しい存在。

 

そんなカグヤですが、どうして現在の姿になったのか気になりますよね？

 

ここでは、カグヤの正体や目的などについて紹介していきます。

 

スポンサーリンク

 

 

１．ナルトに登場する「カグヤ」はどれぐらい強いの？

 

 

ナルトのストーリーで最後の敵「ラスボス」になったカグヤですが、これまでにも強敵が多く登場した中において、ラスボスに相応しいのでしょうか？

 

カグヤは両目に白眼、額にある第三の目は輪廻眼と写輪眼の力を合わせもっている、「輪廻写輪眼」であり、瞳術を3つ持っています。

 

ナルトを読んでいる人であれば、瞳術を3つ持っている時点で「反則！」と言いたくなるほど強いと分かりますね。

 

カグヤは作中において、「共殺しの灰骨」という、突き刺した者がボロボロに崩れてしまう術を使用しています。

 

また、空間に穴を開けて6つの空間内を自由に行き来が可能な「天之御中」という卑怯技すらあります。

 

というよりも、カグヤの真の能力は「十尾」という獣になったときの狂暴さのほうが読者の目を引いているでしょう。

 

後述しますが、神樹という意思を持たない物体と、カグヤが融合することによって生み出された十尾はチャクラに関しては作中最強です。

 

こうしたことから、カグヤはラスボスに相応しい能力を有していると理解できますね。

 

スポンサーリンク

 

 

２．「カグヤ」が現世に姿を現わした理由

 

 

ナルトに登場するカグヤですが、ラスボスに相応しい能力を有していることが分かりました。

 

では、カグヤはどうしてナルトがいる時代に姿を現わし、忍者にとって脅威な存在となっているのでしょうか？

 

まだ人間がチャクラの存在を知らなかった遥か昔、信仰の対象にされていた神樹に成っていたチャクラの実をカグヤは食べたのです。

 

すると驚くべき力を手に入れることができ、当時の乱世を鎮めることができました。

 

人々は兎の神として信仰しましたが、カグヤは自身の能力に溺れるようになり、支配欲がどんどん強くなっていきます。

 

人々を操ることができる、「無限月読」の能力にで、奴隷同然に支配するようになったことで、「鬼」と呼ばれることに…。

 

その後、自らが産んだハゴロモとハムラという2人の息子に、自身が持つチャクラが分散したことによって、支配欲の強いカグヤは息子の命を狙うことにします。

 

死闘の末、カグヤは敗れ月に封印されることになりました。

 

しかし、カグヤは封印される直前に、「黒ゼツ」を産み落とし、黒ゼツがカグヤの意志を継いで暗躍を重ねて、カグヤが復活する機会を狙っていたのです。

 

第四次忍界大戦終盤、多くの人々からチャクラを吸収することで復活し、チャクラを取り戻すためにナルトとサスケの命を狙うことになります。

 

スポンサーリンク

 

 

３．「カグヤ」は世の中にとって悪じゃないと言われるのは何故？

 

 

ラスボスとしてナルトやサスケの前に立ちはだかったカグヤですが、圧倒的な力の差を見せつけられても、力を合わせて撃退しました。

 

何とか勝利を遂げた訳ですが、改めて振り返ってみるとカグヤは悪い動機を抱いていた訳ではないと分かりますよね？

 

 

統治の方法に問題が浮上したのは事実ですが、カグヤは戦乱ばかりが続く世の中に平安をもたらしたい一心での行動でした。

 

しかし、彼女が取り入れたチャクラは人間がコントロールできる代物ではなく、自身の心と体が奪われてしまったのです。

 

その結果、大きな混乱が生じてしまった訳ですが、彼女がいたことで戦乱は発生していませんでした。

 

実の息子に月にて封印されることによって、世界はまた荒れることになったんですね。

 

つまりは、カグヤの存在自体は世の中にとって悪という訳ではなく、むしろコントロールできないチャクラを発生させた神樹こそが悪の元凶ではないかと言われています。

 

スポンサーリンク

 

 

４．「カグヤ」の両親や夫は誰？

 

 

ナルトの漫画では、カグヤの過去について詳しい描写は存在せず、いきなり息子が誕生するなどしています。

 

しかしアニメ版ではオリジナルストーリーとして、カグヤの過去が少しですが描写されており、そこでは当時のソの国の国主である「テンジ」にカグヤは拾われているのです。

 

2人は結ばれ子供を身ごもることになったのですが、ソの国と敵対関係にある華の国が攻め込んできたとき、カグヤは瞳術で敵兵を殺戮。

 

異常な能力を持っているカグヤに対し、テンジも怖くなってしまい「カグヤの首を差し出せ」との華の国が命じた指示に従うように。

 

必死に逃げたカグヤは、神樹のところにたどり着き、実を食べて現在の姿へと豹変したのです。

 

つまり、カグヤは敵対関係にあった2国間のいざこざに巻き込まれ、逃げた先でチャクラを入手し豹変したことが分かります。

 

夫はテンジであると確定しましたが、では両親は誰なのかについては一切のことが分かっていません。

 

両親について分かる事が、漫画やアニメ以外の媒体で訪れるのか、ファンとしては気になるところですね。

 

スポンサーリンク

 

 

５．「カグヤ」はどんな性格をしているの？

 

 

ナルトのラスボスに位置するカグヤですが、どんな性格をしているのか全体を通して少し分かりにくいですよね？

 

一般的には、

 

 

このような性格が挙げられていますが、カグヤの言動を見る限りですと表面上は確かに挙げられた性格と言えます。

 

しかし、カグヤの夫「テンジ」が、カグヤに惚れたところを見ると人間としての魅力があったことは確かです。

 

国主として激務をこなし、国の為に行動していたテンジですから、外見が麗しいだけで惚れるということはないでしょう。

 

人間的な魅力が備わっていることを、テンジはどこかのタイミングで気付き、そして惚れていったと考えられます。

 

とするならば、漫画などで強調されているカグヤの性格は、チャクラを手に入れた後に形成されたものであると言えるのではないでしょうか？

 

テンジと知り合った当初は、人を思いやることができ、優しく、好きな人に尽くす性格をしていた可能性がありますね。

 

ある意味でカグヤは悲しい運命をたどり、当時の戦乱に振り回されてしまったと言えるでしょう。

 

 

まとめ

 

 

ここでは、カグヤの正体や目的などについて紹介していきました。

 

カグヤはあり得ないほどの能力を持ち、チャクラを取り戻すためにナルトなどの前に立ちはだかり、大苦戦を強いられた相手です。

 

しかしストーリーをよく見てみると、カグヤはチャクラの強すぎるエネルギーにコントロールが出来なくなり、支配欲の強い存在になったと言えます。

 

遥か昔の戦乱によって翻弄されたことで、カグヤはチャクラを手に入れたので、時代の犠牲者であることに変わりありません。

 

カグヤについてはまだ謎が多く残されているので、今後どのような事柄が明らかにされるか期待したいですね！