【ナルト】カカシが火影になった経緯や退任した理由
更新日:2019年08月03日
ナルトの世界で欠かせない重要人物である「カカシ」は、類まれな能力を発揮し主要キャラクターに多大な影響を与えてきました。
幼い頃から才能に溢れ、戦闘能力も極めて高い為、火影に就任して里を守るリーダーシップも発揮しているなど頼もしい存在です。
そんなカカシですが、どうして火影に就任したのか気になりますよね?
ここでは、カカシが火影になった経緯などについて紹介していきます。
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1.「カカシ」が火影に就任した経緯
カカシはナルト初期から登場し、主人公やサスケなどの担任として彼らを指導する立場にありました。
その時から額当てをずらして左目を隠していたり、顔を半分以上マスクで隠すなど違和感を感じさせる人物で多くの読者から人気があったのです。
担任という立場なので、忍者学校にいるときだけの限定出演かと思われましたが、なんと物語が完結した後も登場するなど、第三の主人公として君臨しています。
さて、そんなカカシですが第四次忍界大戦が終わって1年ほどが経過してから、火影に就任しました。
彼は自分にそんな能力が備わっていないと考えていましたが、最終的に受け入れて里のトップである火影になったのです。
では、どうしてカカシは火影に就任したのか、その経緯について振り返っておきます。
5代目火影として里を引っ張ってきた綱手は、第四次忍界大戦で優柔不断な対応をしたことにより、里に甚大なダメージを与えました。
それが問題視され会議が開かれ、綱手には里のトップとしての座を降りてもらうことが決定。
次の候補としてカカシが推薦されましたが、写輪眼などを失っているのでそんな能力はないと考え、保留にしていたのです。
ところが、波の国で発生したテロ事件を目の当たりにし、里を守ることの大切さを痛感したカカシは、火影になる決意をします。
カカシは自身が能力を失った関係で火影に消極的でしたが、平和を守りたいとの願いが強くなっていたんですね。
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2.「カカシ」が火影に就任した後の動き
カカシが火影に就任してから、里の平和を守り続けていきました。
彼は伝説の三忍から、「火影候補になり得る」と言われるほど、幼い頃から才能に溢れていたのです。
ところがカカシには、自分にはそんな責任の重い仕事は向いていないと考え、いわゆる「出世」を考えていません。
綱手が戦争の責任を取って引退(ご隠居生活をしたいとの願いもあった)し、カカシが前述の経緯で火影に就任。
里を守る責任感に苦労しながらも、達成する喜び、平和を享受できている幸せを噛みしめながら火影として奮闘してきました。
それから後のこと、ナルト最終回において大人になったナルトが7代目火影として就任したことが明かされたのです。
つまりカカシから教え子のナルトへ、火影がバトンタッチされた訳ですが、どうしてカカシは引退を決意したのでしょうか?
外伝の小説によると、明確な理由は描かれていませんが、「老い」を理由にした引退であると考えられています。
写輪眼等の能力を失っている部分も大きく、忍界大戦などが勃発した際に前線で活躍できるか不安があったのも事実。
また、歴代最強とも言われるナルトが十分に成長し、火影として里を引っ張っていける状態に達したと上層部が判断したんですね。
そこでカカシは、火影の地位をナルトに譲り、自身はナルトをサポートする役割を担う立場に就任し、ご隠居生活を送ります。
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3.「カカシ」が火影を退いたことにまつわる謎と考察
カカシは戦闘で一度死亡しており、長門の術によって蘇生しその後も戦闘に加わり続ける特異な経験をしました。
彼の自己犠牲的な働きで里が守られたのも事実ですし、彼がいなければ木ノ葉はどうなっていたか全くわかりません。
それだけの実力、実績があるため火影に就任したのは納得ができる人も多いでしょう。
しかし、カカシが火影を退いたことに関しては、いくつかの謎が存在すると指摘されているので、考察と共に紹介しますね。
@ 火影の座をナルトに譲った謎
主人公・ナルトは忍者のトップで里の平和を任せられている火影になる夢を掲げ、落ちこぼれ忍者のサクセスストーリーを楽しむのが、この漫画の楽しみ方です。
最終回でナルトが火影に就任したというのは、物語を最高の形で終わらせたことになります。
それにしても、どうしてカカシがナルトに火影の座を譲ったのかについて疑問が残りますよね?
別に違う人でも良かったのに、教え子でもあるナルトを火影にしたのが解せないとの声がネット上に広がっているのです。
- ナルトほどの実力なら火影になるのは当然
- ナルト以外で火影候補がいない
- カカシが後任を決める立場ではない
この謎に対しては、このような考察がなされており、どれも理由に当たると考えられています。
ナルトはクラマモードや六道仙人モードなど、他の忍が到達できないエリアに足を踏み入れ里の危機を救うことに貢献しました。
そんなナルトが火影になるにあたり、里の人々が不満を垂れ流すことはないでしょう。
また、後任を決めるのは上層部であって、火影そのものであるカカシが、自身の後任を指名する権限はないと考えられます。
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A カカシが火影を退いた後も仕事をしている謎
カカシは火影をナルトに譲った後、未熟なナルトをサポートする役に就任しています。
相談役のような立場で、火影の経験を語ることで立派になって欲しいとの願いがカカシにはあるのでしょう。
しかしながら、カカシは年齢を感じたので引退を決意したようなもので、相談役になるぐらいなら現役を続けても良いのでは、との疑問がネット上で広がりを見せているのです。
この謎に対する考察として、「次世代に刺激を与えるため」というものがあります。
ナルト世代は実力十分な忍が非常に多く、他の里にも同様の忍がおりナルトが出世したことで刺激を受けたでしょう。
その刺激は、さらに次の世代にも影響を与えるでしょうから、忍の全体的なレベルアップが可能。
カカシは先を見据えた英断を下したと、考察されています。
まとめ
ここでは、カカシが火影になった経緯などについて紹介していきました。
カカシは綱手が戦争の責任を取る形で退職したことで、火影への就任が決まりますが最初は躊躇していたんですね。
結局は引き受けて6代目火影として、十分にその責務を全うし次の火影であるナルトへその席を譲り身を引いたのです。
続編「ボルト」でも登場するなど、人気キャラだけあって精力的な働きを示していますので、今後の彼の活躍に期待しましょう!